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    コンピュータ、旅行などがテーマの日記帳です

    ThinkPad T440p&Windows8.1 Proでブルースクリーンによる再起動が頻発する現象を調査した

     
    Windows8.1 Pro 64bitをインストールした社用のThinkPad T440pにおいて、ほぼ月1のペースでWindowsのブルースクリーンが発生、再起動していたのでその調査結果をまとめます。
    たぶんWindows8.1の高速スタートアップを有効にしていたのが原因だと思うんですが。

    ブルースクリーン発生時のシステムログを確認する


    まずは基本中の基本、イベントビューアーからWindowsのシステムログを確認します。
    [このコンピューターはバグチェック後、再起動されました。~]とのログと、ブルースクリーン発生時の日時から「ソース:BugCheck」「イベントID:1001」のエラーが怪しい感じ。

    20160408_nestsspaceblog_Win8_1_BSOD1.png


    そしてイベントビューアーにもある通り[C:\Windows\MEMORY.DMP]には、ブルースクリーン発生時の状況を記したファイルであるクラッシュダンプが出力されているとの事。
    これを参照すればもっと情報が得られそうですが、クラッシュダンプはテキストエディタ等では読み込めない形式のため解析用ツールが必要となります。


    クラッシュダンプ解析用のツールを入手する


    クラッシュダンプ解析用のツールはWindows8.1用のSDKに含まれるとの事なので、下記の手順で早速入手。
    1. Windows Software Development Kit (SDK) for Windows 8.1」へアクセスし[Install and download]アイコンをクリック、Windows8.1用のSDKをダウンロードするためのEXE、sdksetup.exeを入手します。

    2. ダウンロード後、sdksetup.exeを実行します。

    3. 「Specify Location」では「Install the Windows Software Development kit for Windows 8.1 to this computer」を選択して[Next]をクリック。

    4. 次の「Join the Customer Experience Improvement Program (CEIP)」では、[No]が選択されている事を確認して[Next]をクリック。

    5. 次の「License Agreement」は[Accept]。

    6. 「Select the features you want to install」では「Debugging Tools for Windows」だけチェックして[Install]をクリック。

    7. これでWindows8.1用SDKのインストールが開始されます。

    WinDbgを使用してクラッシュダンプを解析する


    下記にインストールされたデバッグツール、windbg.exeを「管理者として実行」から起動します。
    windbg.exeを[管理者として実行]から起動しない場合、クラッシュダンプを開こうとしても「このファイルを開くアクセス許可がありません~」と表示され作業ができません。


    これでWinDbgが起動します。起動直後はこんな感じで、何も表示されていません。

    20160408_nestsspaceblog_Win8_1_BSOD2.png


    クラッシュダンプの分析:WinDbg でシンボルパスを入力するには」を参照すると、クラッシュダンプ解析のためには下記の手順で"シンボル"とやらを設定する必要があるとの事。
    1. [File>Symbol File Path]を開く。

    2. 表示されたウィンドウに対して[srv*c:\cache*http://msdl.microsoft.com/download/symbols;]を入力、[OK]。
      ※管理人環境ではこの操作はWinDbgを起動する都度、実行する必要がありました。

    3. 20160408_nestsspaceblog_Win8_1_BSOD3.png

    次にクラッシュダンプを読み込ませるため[File>Open Crash Dump]を実行し、[C:\Windows\MEMORY.DMP]を選択します。
    すると別ウィンドウでクラッシュダンプの読込結果が表示されます。
    読込結果の中にある[!analyze -v]がリンクとなっているので、これをクリックする事でいよいよクラッシュダンプの解析が行われます。

    20160408_nestsspaceblog_Win8_1_BSOD4.png


    すると解析結果の先頭に下記の記述が。どうやら無効、または不正なメモリ領域が参照されたのが原因という事らしい。
    PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA (50)
    Invalid system memory was referenced. This cannot be protected by try-except,
    it must be protected by a Probe. Typically the address is just plain bad or it
    is pointing at freed memory.

    さらに読み進めると下記のように、随所に"Fastboot"が下手人ではと疑われる記述を発見。
    IMAGE_NAME: fastboot.sys
    MODULE_NAME: fastboot
    FAULTING_MODULE: fffff8003fdef000 fastboot
    SYMBOL_NAME: fastboot+b8d0
    FAILURE_BUCKET_ID: AV_fastboot+b8d0
    BUCKET_ID: AV_fastboot+b8d0
    FAILURE_ID_HASH_STRING: km:av_fastboot+b8d0

    で、このFastbootとやらを調べると、Windows8.1から新たに実装された「高速スタートアップ」という機能に該当する模様。
    高速スタートアップとは簡単に言うと「Windows起動時に初期化せず、最後に起動していた時の状態を再度呼び出す事で起動を高速化する」手法。デバイスドライバやメモリの初期化を行うのは、シャットダウンではなく再起動時のみとの事。

    詳細は「Windows 8レボリューション:第17回 素早い起動を可能にする「高速スタートアップ」」に記載されてますが、原理的にもクラッシュダンプ的にも高速スタートアップが臭そう。
    実際管理人の環境だと[高速スタートアップを有効にする(推奨)]にしっかりチェックが入っている事だし、とりあえず高速スタートアップを無効化してみる事に。


    Windows8.1で高速スタートアップを無効化する


    Windows8.1で高速スタートアップを無効化する手順は下記の通り。
    1. [コントロール パネル>ハードウェアとサウンド>電源オプション>電源ボタンの動作を選択する]の順に進む。

    2. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックしてから[高速スタートアップを有効にする]のチェックを外して保存。
    20160408_nestsspaceblog_Win8_1_BSOD5.png


    これで作業は完了、しばらく経過観察です。これまでのブルースクリーン発生頻度からして、大体3ヶ月も経過観察すれば結論が出せるでしょう。
    頼むから治ってほしいなあ。
     
     
     


    ■2016/06/06追記
    当エントリーの対策をとってから約二か月。この間ブルースクリーンは一度もなし!
    やっぱり高速スタートアップをONにしていた事がブルースクリーンの原因だったようです。
    これでようやく落ち着いてパソコンを触ることができます。
     
     
     
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    1. 2016/04/08(金) 22:11:40|
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